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西野亮廣という男。【肩書なし】 に会えた

前記事公開後、経つこと12時間。

西野亮廣氏に会ってきた。

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はじめに

初めに断わっておくと、これは取材記事でもなんでもない。

俺が思ったことを書いているだけ。相手と話して感じたことを俺が勝手に書いている。

(勝手に書かないとメディアの力は弱っていくし)

昨日twitterで連絡を取り、西野さんはこの日ジャパンエキスポに行くことを教えてくれた。

俺如きのために時間や場所の連絡をしてもらおうとはさらさら思わない。

むしろ俺如きに(*^^*)という可愛い顔文字つきで返事をくれたのだ。

「明日、西野がジャパンエキスポにいる。」

西野さんからいただく情報はそれだけで充分だ。

というわけで、ジャパンエキスポの開始時間から彼を待ちぶせようとも考えたのだが、眠かったので一旦寝ることにした。

 

ジャパンエキスポとは

Japan Expo(ジャパン エキスポ)は、

JTS Group主催により2000年からフランスパリマルセイユアメリカサンマテオ等で開催している日本文化の総合博覧会である。(wikipediaより)

これのパリ版が2016年は7/7-17まで開催されていた。

大体この時間に西野さんも来るだろうという予想の元、昼過ぎに会場に行って見た。

パリ市内から電車で30分。

ジャパンエキスポ3日目の土曜日、だだっ広い会場に辿り着いて中に入ると日本のオタク文化満載のブースが広がっていた。

こんな感じのフランス人コスプレイヤーがうじゃうじゃいる。

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オタク文化というか、オリジナルテイストのブースも色々ある。

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剣道や日本舞踊のステージなど日本文化を紹介するエリアもあった。

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いま西野さんはこのジャパンエキスポinパリで、これまでの絵本3作品の販売と原画の展示を行っている。

そのブースを見つけてブース運営を担当している方と話したり、原画を眺めて経つこと10分。

西野さんがブースに来た。



キングコング西野さんにお会いできた

ご自身のブースに到着して、発した魂の第一声がこちら。

「携帯スられたー」

俺は思った。

「あぁやっぱり

ここ数週間で俺の周りでスマホをスられた人は延べ4人いる。

俺は以前スリに関して実験を行っていたり、友達にスリ師がいたりするのでまぁまぁスリには詳しいのだが、西野さんにもお会いしたら「スリには気を付けてくださいね」と言おうと思っていたところだった。

(今フランスではユーロ2016が開催されているので、ヨーロッパ中からスリ師が集まってきている。パリは今奴らにとってフィーバー状態なのだ (; . ;))

ブースに着くなりいきなり落ち込む西野さん。

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しかしものの5分で

「落ち込んでてもしゃあない。ビール飲も。」

と言ってビールをご馳走してくださった。流石です。

 

image心なしか笑顔が虚しい

ブースに展示されている「ジップ&キャンディロボットたちのクリスマス」と「オルゴールワールド」の原画も素晴らしい。流石です。

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ここまで細部に渡って芸が細かい絵は初めてみた。

例えばこの絵。背景の黒い夜空と自転車のフレームが同化しないように隙間を「描かないで」いる。

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ペンで描いてしまったら基本取り返しがつかないからミスが許されない「描かないで描く」ということは難しい。

「よくミスらずこんなに細かい絵をたくさん描けますねー!」と西野さんに言うと、

「いや、めっちゃミスってんで」とおっしゃっていた。

確かにそう言われて見てみると結構ミスってる。

imageブースの角で新作「えんとつ町のプペル」のスタッフロールページを描き込む西野さん

 

質問タイム

俺は以前から気になっていた質問をブースの角っこに座る西野さんに投げかけてみた。

 

テリー:「なんで絵本を描いているんですか?」

西野亮廣:「絵を描くことによってお笑いライブの客が増えたんよ。あとね、世界に行ける。漫才で別の国に行くのは難しいでしょ。絵本ていうアウトプットだと世界中どこでもいける。」

 

なるほど。つまり、好きなこと(お笑いや世界旅行)をやるための手段(絵本)な訳だ。

彼は続ける。

 

西野亮廣:「あとね、これからの時代、体験とお土産が売れていくと思うんだ。例えばお笑いライブやるでしょ。で、絵本てお土産になんねん。」

 

本当にお笑いが好きなんだなぁ、この人は。

でもここまでのことは他の記事とか読んでれば分かることだ。

俺が聞きたいのはここから。

 

テリー「絵描くの好きじゃないってのは本当なんですか?」

西野亮廣:「ほんまに好きじゃないよ、別に。」

テリー:「それでここまで描いて、しかもよく続けられますね。」

西野亮廣:「あーでもなぁー。描いてるうちにだんだん好きになってきたわ。」

 

おお、やっぱり好きって気持ちもあるんだなぁ。

西野さんの絵からは魂が伝わって来る。今回もの西野さんが描いたすごく細かい原画を数cmの距離で眺めることで人間味が伝わってきたやっぱ一人の人間が手で描いてる絵だなって。そして、暖かかった。

もう一つ気になっていたことがあった。

 

テリー:「西野さん頭いいのになんでわざわざ嫌われに行くんですか?俺にはそう見えます。」

西野亮廣:「人間ってどうしても怒んねん。で世の中には怒りの矛先をどこに向ければいいか分からん奴がたくさんおる。それ全部俺が受けちゃお、みたいなね。」

 

この発言をした時、西野さんの背後からはちょうどパリの西日が後光のように刺さってきていた。もうこの人は仏かと。

矛先が迷子の怒りには価値があり(炎上商法とか)、ついでに迷子の怒りに居場所与えたろか、と。

頭のいい人間は常に一石二鳥を狙う。しかも西野さんの場合、二鳥のうちの一羽は人助けだ。これが彼の魅力だと思う。ただ自分の利益になることだけをやっている人は人の助けを得られない。

西野さんの周りには彼を助ける人がたくさんいた。今回のパリでの展示も、西野亮廣という男に惹かれたスーパーエンジニアの方が企画して運営しているという。

当たり前だが西野さんはリアルな世界では嫌われてはいない(多分)。

西野さんは今「おとぎ町」という町を作っていて、よく「ウォルトディズニーを倒す」という挑戦的な言葉を使っている。このことについて聞くと、西野さんはウォルトディズニーが生前に叶えられなかった「町を作る」という夢の続きをやっちまっているだけということが分かり、すごくシンプルな人間なんだなと思った。

ブースでも現在カツカツで執筆中の絵本「えんとつ町のプベル」の絵を描きながら、ブースに訪れた人々に陽気に話しかける。向こうが日本語を理解できないフランス人だろうと関係ない、話しかける。

今回彼に会って話を聞いて、西野さんの魅力を直接体感することができた。

西野さん、ありがとうございました。

image閉館まで描き続ける西野さん

 

新作「えんとつ町のプペル」について

最後に、もう3冊も絵本を出版しているのに、今4作目を書いている理由は何かを尋ねてみた。

西野亮廣:「俺はまだ見たことがない世界を見たいねん。映画と違って、絵本て1人で作るもんみたいな常識あるけどさ、キャラクター描くのがめちゃくちゃうまい奴がいれば、セリフを考えるのがうまい奴もいる。そんな奴らで力を合わせて絵本作ったら、もっとヤバいもんができるんちゃうって思うわけよ。だから、今回の絵本は実験みたいなもん。」

あの西野亮廣が、ヤバい奴らを集めて作る絵本だ。

ヤバくないわけがない。

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entotsu

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