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2017.08.19

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コラム ,

FREE YOUR SOUL 「魂」の論理

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芸術家の言葉や商業広告のコピーなどでよく目にする、「魂の解放」とはなんだろうかと最近考えることが多い。

そもそも「魂」とはなんだろうか。

「魂」や「命」や「幸せ」といった言葉は、誰でも聞いたことがあるし、仮に真面目なシーンじゃなかったとしても誰でも一度は口にしたとこがあると思う。

それらは人間が生きる上で根本的で本質的で大切な概念だ。

でも、だからこそ捉えどころが難しい。本質的で深い。その深み故、言葉で表現した概念に対する理解度が人によって差が出やすい。つまり、言葉を共有したとしても思考は噛み合いにくい。

また、理解度に差が出やすいこれらのような本質的な概念に関して真面目に語るのは、現代の日本では特に、ある種のタブーとなっている気がする。

これらの言葉の定義は?と聞かれてはっきりと答えられる人はなかなかいない。

この間「テリーにとっての幸せって何?」って聞かれて、パッと言葉が出てこなかった。

どういう時に、何をした時に、幸せを感じるか、ならすぐに言えた。

それらを一言でまとめるのが難しかったから、そうやって色々な方向性から自分なりに感じる「幸せ」という概念を型どっていって答えた。

言葉はすでにそこにあるモノや概念に貼り付けたレッテルだ。

人に説明する必要がなく、言葉にしなくたって自分の中だけで概念をそのまま理解できて、それだけでいい時は、そもそも言葉なんかいらない。

だが、言葉を概念の輪郭にペタペタ貼り付けることで、自分の中で概念をよりはっきりと認識し理解が深まることもある。

そのレッテルを共有し人は言葉でコミュニケーションをとる。例えば、今ここでこうやってディスプレイ上に言葉にすることで人に伝わる。

ここに俺が「魂」や「命」や「幸せ」について書くことで俺はそれらについて理解を深めたいし、それが結果的に誰かに共感や気づきを与えられたら嬉しい。

前置きが長くなったけど、まず自分目線での「魂」の定義の一つは「個性や好みの根源である」と思う。

生まれた時から機械物に惹かれてそのままエンジニアになる奴もいれば、走るのが好きで走り続けてスポーツマンになる奴もいる。

「好き」は行動の原動力だ。

好きじゃないこととは関わり続けられないように人間は出来ている。好きじゃないことをやり続けると人は心が萎える。

ある事をしたい、あるモノと関わっていたい、と心が感じた時にあるのが「好き」という感情だ。

また、相手目線での「魂」は「そいつという概念」と定義づけることもできると思う。

言ってしまえば世の中のあらゆることは概念であるけど、人の魂というのは観測者の意識の中にある物質的でない「そいつという概念」だ。

例えば、俺はマイケルジャクソンに会った事はないけど、マイケルジャクソンはいたと認識している。

彼の音楽を聴いたり映像を観る事で、それを覚えている人々の中にマイケルジャクソンという概念は存在している。

これは「彼の魂」がまだこの世の中にあるという事だと思う。そういう意味で魂は死なない。

彼は魂を解放し、叫び続けた(=自分が好きな事を感じるがままに、ありのままに、世界にアウトプットし続けた)。

彼のように、自分の魂を知り(つまり自分の突き動かす原動力を知り)、その原動力を駆使して行動していくことが「魂を解放する」ということだと思う。

なぜ俺は魂について考えているのか。それは幸せになりたいからだ。幸せになるには、自分の魂を知った方がいいと思っている。

自分の魂がしたいように(つまり「好き」や「情熱」や「使命感」といった行動の原動力を使って)動いた結果、人は幸せになる。

好きなことをやったり、好きなものや人に囲まれている時、人は幸せを感じる。情熱や使命感を元に行動する過程は楽しいし、その結果欲していた何かを得られた時に人は喜びを得る。そしてその状態は幸せだ。

幸せな時、幸せな分だけ人は「生きたい」と思う。逆に不幸な時、不幸な分だけ人は「生きたくない(≒死にたい)」と思う。生きることに対してポジティブになれる時、人は幸せなのだ。

不幸になりたい人間なんていない。もし仮に、”不幸”になりたいという人間がいるなら、その”不幸”はそいつにとって幸せだ。生きていて向かいたい方向を「幸せ」と定義し、向かいたくない方向が「不幸」を定義するからだ。

つまり「幸せ」の定義の一つは、一言で言うなら「自分の生きる方向性」だ。幸せという方向を目指して人は生きる。

つまりつまり、「幸せになりたい」というのは「自分が生きるべき方向に進みたい」ということだ。

そして生きている時にあるものが「命」で、死んでる時にないものが「命」だ。「命」は本能的に生きたいと願う。

今これを書いている俺も、読んでいるお前も生きている。命がある。

一見キモがられたり嘲笑されてしまうようなこういうテーマについて考えてる奴が、自分なりの行動指針を見つけ、結果的にその人なりの成果や幸せに繋がる。欲しいものを手にする。

 

欲しい現実を手にして幸せに生きたければ、自分が何を欲しいのかを知らなきゃいけない。自分が何を好きなのかを知らなきゃいけない。自分という概念を知らなきゃいけない。

幸せに生きる人は、人を幸せに生かす。「自分が幸せ」と「相手が幸せ」はタイムラグがあったとしても、同じ物事の両面だと思う。

俺は、「命」を持った「魂」を解放し「幸せ」になりたい。


♪FREE YOUR SOUL/スーパーカー

 

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