どうもです。
3/9,10 西日本車旅 9日目と10日目は屋久島へ上陸し、縄文杉を見に行ってきました!
目次
前日に大分から鹿児島について港付近で車中泊していたのですが、起床して身支度をして、いざ船に乗り込みました。
フェリーは屋久島まで片道4900円。
この日はこの旅はじめての雨で、フェリーも海の時化具合によっては途中で引き返す可能性もあるという条件付での出航でした。
結果的には運良く引き返す事なく無事屋久島に到着し、とりあえず島を散策。
いかした木が生えている神社に行ったり、
昼飯を食べたり、
島を一望できる所に行ったり。
素泊まり2000円で泊まれる「民宿あさか」という宿があるという事で、行ってみました。港から歩く事30分、なかなかボロめの外観の宿に到着。
中に入ると、よくしゃべるおじちゃんが迎え入れてくれました。
お茶を入れてもらって、おじちゃんの昔話を聞いたり、屋久島の情報を聞いたり、しばらく談笑。
翌日縄文杉に行く事を伝えると、ありがたいことにおじちゃんに登山口まで送り迎えをしてもらえることになりました。
さらに、素泊まりだけど米も恵んでもらえることに。。おじちゃんに感謝。
この日はスーパーで食材を買ってその日の夕飯と翌日の弁当をつくり、風呂に入って就寝。
(結局、自分たちで買った食材に加えて冷蔵庫にある肉や卵や野菜も頂いた。おじさんありがとうございました。)
翌朝4:30に起床して身支度を整えいざ出発。
縄文杉までのルートは通常の荒川登山口からのスタートではなく、白谷雲水峡からのスタートにしました。
通常のルートに比べると2時間ほど長く時間がかかり往復12時間くらいのルートになってしまうのですが、もののけ姫の舞台になったという白谷雲水峡も見てみたかったので、縄文杉と白谷雲水峡のどちらも行けちゃうこちらの欲張りスーパーハードコースを選びました。
(http://www.sangakutaro.com より)
5:30に白谷雲水峡の登山口から歩き始めました。
あたりはまだ真っ暗で、序盤はライトを照らしながらの登山。朝日が出てきて徐々にあたりが光に照らされてくると、辺り一面に苔が生しまくる森が見えてきました。
2時間ほど歩いて白谷雲水峡を超え、通常の荒川登山口からのルートに合流。
ここからトロッコ道を歩いていきます。
そしてほぼ平坦なトロッコ道が終わると山道へ入ります。山道の様子は、なにも舗装されていない山道だったり、このように階段があったりで、アップダウンが激しめです。
スタートから5時間、いよいよこの時です。
このためだけに大分から九州最南端鹿児島まで宮崎を吹っ飛ばして来ました。
来た道以上にキツい帰り道を覚悟で、ここまで来ました。
それではご覧ください。
推定樹齢3000年、縄文杉。
どーん。
屋久島の森のど真ん中に謙虚にそびえ立っていました。
1966年に発見されるまでは人間の目に触れることなく、紀元前から存在していたのです。
この世に生まれてから3000年以上この土地に棲む生命です。
縄文杉を眺めるためのデッキがあり、残念ながら間近までいって触ったりする事はできません。
しばらくぼーっと眺めました。
そして待望のランチタイム。縄文杉近くで昼飯を食べました。今まで食った塩おむすびの中で一番うまかった〜。
昼飯を終え、来た道をガンガン戻ります。
往路ではスルーしていた太鼓岩にも寄り道をしてきました。帰るためのルートを一旦30分ほど外れ山を登ると、山肌から飛び出た丸い形をした太鼓岩に辿り着きました。
標高が高いためびゅんびゅん風が吹く中、屋久島の森を一望する事が出来ます。
後に民宿のおじさんに話を聞いたところ、太鼓岩の名前の由来は、叩くと太鼓のようにいい音が鳴るからだそうです。それ知らずに行ってしまった。。
そしてここから最後の力を振り絞って下山ラストスパート。
本当に膝がケタケタ笑っていました。
17時頃白谷雲水峡の登山口に無事ゴール。
おじさんに迎えにきてもらって宿へ帰宅。
この日縄文杉付近で昼飯を食べている時に、屋久鹿食べてみたいなーという話をしていたのですが、帰りの車の中でおじさんにもそれを話してみたら
「大量にもらって余っている鹿肉がうちにあるよ」
ということで鹿肉にありつけることになりました!
鹿肉をどかんとワンブロック頂いたものの食べ方がよくわからないので試行錯誤しながらとりあえず丸焼きにして食ってみました。
これが意外と臭みなどはなく、すごく美味い。
この日消費したエネルギーを取り返し、爆睡してこの日は終了。
【この2日間の出費】
・フェリー…15,500円
・昼飯…1,800円
・スーパー…3,210円
・宿…4,000円
・スーパー…730円
合計: 25,240円
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