こんにちは!レンジです。
東北でヒッチハイクをしました。
前回と前々回の記事で、初日の横浜から仙台に着くまでを書いています。
今回は2日目です。ではどうぞ!!
ホテルでは良く寝て二度寝三度寝を繰り返しました。
「疲れたしまだ寝ようぜ〜」
俺らはチェックアウト時間を最大まで引っ張って12時に出ました。
「今日の目的地は盛岡だな〜」
戸惑いも恐れもなく今日、盛岡に着く事を俺らは確信しています。
昨日、見事に仙台まで行った事で余裕と自信が生まれていました。
「東北自動車道の仙台宮城ICの近くまで行って、そこでボードを掲げれば、いけるっしょ〜」
ICに続く国道48号を目指して歩いていると、西公園で花見が催されています。
「桜いいね〜」
天気は旅を祝福するかのような晴れ。俺らは長いこと満開の桜の木の下で寝ていました。
「揺れる桜から漏れる日差しが気持ちいいね〜」
…今思うと完全に気合が抜けてました。
PM2:00頃になってようやく「盛岡方面」ボードを掲げました。
反応なし。他の通りでやろう!
実は東北自動車道「仙台宮城IC」へと続く道は徒歩では行けないことが分かりました。
IC行きの中央車線の道は、地下へと進んでいきます。
ヒッチハイクは左車線の車に対してしかアピールできないので、別の路地の「左折してICへ向かう車線」がある国道4号船沿いで再ヒッチハイク。
とりあえずまずはインターチェンジまで行きたいと思い、ボードも書き換えました。
しかし反応なし。
もはやどこが正解かわからなくなりボードを掲げて仙台駅付近を練り歩き、奇跡を待ちます。
そして、突風が吹いて雪が降ってきました。
PM4:00。陽は傾き弱まって、次第に寒くなってきました。さらに風、雪もどんどん威力を増します。
一旦和菓子屋へ避難。どら焼きを買ってお茶をいただき答えのないルートを調べる。
外に出て、室温との差にビビった俺らは結論を出しました。
「バ、バスで国道48号を通ってICの近くまで行こうか」
この時俺らは、もっと早い時間から行動すれば良かったと気づきました。
バスを降りた頃には、雲が空を全て覆い尽くしています。そして異常な強さの風と雪。
「これが東北の寒さか!!」
IC入り口近くの信号でヒッチハイクするも、寒すぎました。
「こ、ここは一旦ジョイフルに避難しよう!」
PM6:00
PM7:00
持ってきた服の全てを着込み、寒さにやられないように走ったり身振りも加えながらの再ヒッチハイク。
反応なし。
うおおおなぜだあああああ!!
PM8:30
「テリー、ちょ俺まじ寒いわ」
本気の風と雪を合羽も無しに長時間浴び、クラクラしてきました。
「仙台、戻ろうか。。」
俺らはここで、ボードを昨日使った「仙台方面」のページに戻しました。嗚呼!
大雪の仙台、今日の全てを諦め「仙台方面」を掲げた俺たち。
ものの3分で一台の車が停車。
バックにウイングの付いたチーマー風の紫の車から若い男女が招いてくれました。
全身で感謝を伝え乗車しながら、「俺らは今日一体何を間違えたんだろう?」と思いました。
そして昨日泊まったアパホテルに再びチェックイン。
昨日は400km近くも進んだのに、今日は1kmも進んでません。というよりアパホテルに連泊したも同然です。
ヒッチハイクおそるべし。
AM12:00
明日は9時には出ような、そう言って就寝したのでした。
(続く・次回からライティングはテリーにバトンタッチ)
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