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2016.02.23

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八丈島へ宝探しに行った話【前編】

どうも、AKIRAです。

去年俺らは八丈島ある宝物を探しに行ってきました。

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八丈島というのは東京の南290kmに浮かぶ、島の両サイドに2つの大きな山があるおっぱいのような形をした島です。谷間部分が人が住むエリアとなっており、人口は約8000人。

とても自然豊かで、黒潮の影響で夏は涼しく冬は暖かいという、東京とは思えない旅好きなら一度は行っておきたいドープな島です。

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この旅は、【前編】と【中編】【後編】の3記事に分けて書いています。

 

宝探しをすることになったきっかけ

ある日テリーは飲み会で友人から、「八丈島にはお宝がある」との情報を入手した。

その友人の彼氏の叔父が八丈島でお宝を保有しているというのだ。

その叔父に会えるかどうかは分からないものの、とにかくお宝が八丈島に存在するのは確かだ!とテリーは興奮し、レンジにすぐさまそれを伝え、2人は八丈島に行く事を決意した。

日程は2015年ゴールデンウィークの5/4,5,6,734日。

 

5/4 東京を出発

 

夜、船に乗船

東海汽船(http://www.tokaikisen.co.jp/)東京・竹芝客船ターミナルから22:30に八丈島行きの船に乗り込みいざ出発。

もちろん、貧乏な俺らの寝床は最安値の2等室。

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カーペットの床に寝るだけのスタイルだけど、俺らの部屋には他に誰も乗客がいなかったので、快適だった。

レンジは相変わらず船酔いでキツそうにしていた。

 

5/5 八丈島1日目

 

到着。まずは八丈富士へ

8:50、約10時間の船旅を終え、八丈島についた。八丈島に滞在できるのはここから48時間。

原付をレンタルし(24時間で2500円)、とりあえずお宝を探すためにも八丈島を知るためにも、手始めに八丈富士の山頂を目指すことにした。

八丈富士山頂までの道に、木の生い茂る面白そうな小道があり、ショートカットにもなりそうだったから入ってみた。そこはなかなか険しいオフロードで、原付がぶっ壊れるんじゃないかと心配しながらもなんとか走破した。

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山道の入り口に辿り着き、てっぺんを目指して1時間ほど歩いた。

てっぺんに着くとお鉢巡りができる事が分かった。

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なかなかワイルドなお鉢で、右側は斜面、左側は火口へ落ちる崖、どっちに転がっても死ぬみたいに鋭利な上に、その日の道は地面がぐちょっていた。しかも生命力強めの草木が腰くらいの高さまで生い茂っている。

お鉢巡りの様子。火口の森がめちゃくちゃ絶景!動画は50秒からスタート

ひーこら言いながら歩いてお鉢の中盤にさしかかったとき、逆回りから来た女性に出会い、話をした。なんとなく俺ら2人は、またあの子に会いたいなーと言っていた。(実際この旅でシコってる時にまた会う)

また少し歩くと八丈島全体の景色がきれいに見えるスポットで陽気なクロアチア人に出会い軽く絡んだ。(こいつもこの旅で靴乾かしてる時にまた会う)

1人旅で来る旅行者も多いようだ。

S__31793173途中には横道に洞窟もあったりして、抜けるとこれまた絶景が待っていた

景色を楽しんだり、人に会ったりしながらお鉢を1周し終えて山頂のスタート地点まで戻ると、今度は火口へと降りられる道がある事が分かった。

お鉢から火口を見下ろすと、もののけ姫に出てきそうな神秘的な自然が広がっている。

火口に降りていくと、霧に包まれたより深い森のなかに「浅間神社」という神社があったのでお宝が見つかるようにとお祈りをした。

神社からお鉢へ戻る時にふと森の中からお宝の匂いがかすかにした。

うお、まじか!

と道を外れて必死に森の中を探してみたものの、結局お宝が見つかる事はなかった。残念。

S__31793178匂いをたよりに茂みを掻き分けるレンジ

下りはもろに足腰にきてキツかったー。

S__31793172霧が森を神秘的にさせる

 

レイヴパーティへ

この日の夜にレイヴパーティーがあるという情報をネットで事前に見つけていたため、そこでお宝が見つかるんじゃないかとワクワクしていた。

八丈富士を下りたあと、夕方頃に会場の下見に行ったのだけど

その会場は神社の前の広場で、簡易ステージがありベンチにはお年寄りや家族連れが座っている。周りには縁日が少しあり、地域の盆踊り的な空気感が漂うものだった。

その時は八丈島のちびっ子達が気怠そうに「ようかい体操第一」をステージ上で踊っていた。

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この時点で、「今夜行われるのは俺らが想像してるレイヴパーティとちゃうと感じた

レイヴが始まるまで、「3年目の浮気」という焼き肉屋で飯を食べたり、八丈島唯一にして最大の夜遊びスポットである「親不孝通り」を歩いてみたりして時間をつぶしていたのだが、お祭り会場に戻ると既にレイヴパーティは終わってしまっていた。まぁもはやレイヴはどうでもよかった。

おっさんとチキチキによるファイヤーダンスをやっていたので見ていたら、それが最後で祭がお開きになった。

お宝に少しでも近づけるんじゃないかという下心の元、会場の後片付けを八丈島の島民の方々と共にした。

結局この日はお宝は見つからず、「ハッチージョーズ」というホステル(12500)で寝た。

(続く)

八丈島へ宝探しに行った話【中編】→

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