Wi-Fi抜きでつながろう。最近いろいろと頭に浮かぶようになって、久しぶりにブログが書けると思った。でもまず西表島に夏の1ヶ月住み込みしてた時のことを書く。
この1ヶ月は濃くて野性的でシンプルだった。民宿の仕事しながら、自然や集落の文化の中に身を置く西表での生活はアツかった。
半年前に訪れた屋久島は荘厳な原生林って感じだったけど、西表島は無秩序なジャングルって感じ。
西表ほどワイルドという言葉が似合う場所は日本にあるかな?
俺の中でワイルドという言葉は死語であったために、西表の自然のスペシャリストたちにひどく感銘を受けた。彼らは物事の楽しいことも怖いこともすべてが自然の円環の中で成り立っていることを分かっていて、その生き様が格好良かった。
ついこの間NHKで西表産イノシシの刺身が紹介されたらしく、ネットでジビエの生食は危険だ禁止だウィルスだ寄生虫だと騒がれた(Yahoo!ニュース)。それを見て複雑な気分だった。西表で食べた生イノシシは最高にウマかった。観光客にも推してる料理だし、地元の人にとってもご褒美みたいなものだった。いつか取り締まりに遭うかもしれない。
彼らは自然を舐めてるわけでは決してなく、むしろ本当に知るべきことだけを知っている。でもその中には当然その環境でしか通用しない情報もあるし、万人に受け入れられるものではない、それがローカルの良さで、マジ普遍化に負けないでほしい。
生食どころではなく、西表に限らず、どローカルは色んな常識や価値観が違うから今の内に行ってみることをおすすめ。今ある文化は5年後には消えてるかもしれない、青森の市街地では横浜にいるようなファッションな服と化粧のねーちゃんが街を歩いてて、そこではアリアナ・グランデが流れてた。マジ普遍化に負けないでほしい。
西表住み込みで感じたことでした。また行く。一番行きたい場所に行けてないし。
以下は西表の写真たち。
こんな感じの1ヶ月だった。西表島は本当に良い島だよ。
お世話になった民宿に、ありがとうございました。
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