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ペンバートンへ引越す。マーガレットリバー生活の振り返り【オーストラリア】

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ハローハウアーユー、テリーです。

早速ですが、引っ越します。

一ヶ月ほど前にマーガレットリバーに定住する【オーストラリア】という記事を書いたくせにもう引っ越します。

アボカドを10万個ほどもぎるためにペンバートンという町へ引っ越します。

今日はここ一ヶ月のマーガレットリバー生活の振り返りとペンバートンへのお引っ越しについて書きたいと思います。

 

マーガレットリバーという町

まずマーガレットリバーについて少し紹介したいと思います。

一言で言うとこの町、SFCっぽい。

SFCはスーパーファミリーコンピューターではなく、俺が通っていた慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスのことです。そう、規模とか施設とか大学のキャンパスっぽい。SFC出身の奴がもう一人マーガレットリバーにいるのですが、この町についてすぐそいつから

「ここSFCと思えばいいよ。」

という説明を受けました。そして住み始めて3日で

「ここSFCだわ。」

と思いました。図書館が町のみんなの作業場兼憩いの場的な役割を果たしていたり、すべての施設が徒歩圏内に収まっていたり、多様な人種が住んでいたり、自然に囲まれて時間がのんびり流れていたり、何も鍵をかけなくても平気なくらい圧倒的に平和だったり。心地いい町です。

そして、とにかく自然豊か。町のメイン通りは300mくらいしかなくそこから町が派生している感じですが、ちょっと歩けばすぐ森になります。

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めっちゃカンガルーが出ます。あと鳩があんまりいない代わりに緑のオウムがめっちゃいます。他にも牛、羊、鹿、タヌキ、キツネ、ウサギ、オポッサム的な奴などなど、動物がたくさん生息しています。小鳥のさえずりも日本の小鳥と比べると明らかにジャングル寄りの声。

西オーストラリアは大自然の中に人間が町をぽこぽこっと作ったっていう感じですね。

 

マーガレットリバーでの仕事

マーガレットリバーには仕事が割と溢れています(農業系はシーズンにもよる)。その上時給がほぼ$20以上です。広大で豊かな土地を持つオーストラリアって本当にリッチなのよ。みんな余裕がある。

俺はまず最初にツリープランティングの仕事にありつくことができました。

俺がオーストラリアについた当初は農業はオフシーズンだったのですが、農業系の仕事をまとめているvine powerという事務所に行って

「俺日本でツリープランティングしてたんだけど、仕事ありませんか?」

と言うと

「あんたラッキーね、ちょうど今一つだけ空きがあるわよ」

ということで、vine powerのボス直属のツリープランティングチームに入れてもらえることになりました。1日目はついてこれるかどうかを確かめるトライアルだったんですが、無事通過。ツリープランティングの中で肥料を与える段階の仕事でした。2,30kgある肥料のバッグを肩からかけて、potti putkiという道具を使って広大な大地に植えてある木の苗に肥料を与えていく作業。

#Pottiputki の達人 #myfriend #margaretriver #treeplanting #fertilize @thankgodimjap

TERRYさん(@terry_dtl)が投稿した動画 –

木用の大地なので、大根畑などとは規模が違います。足元はボッコボコで、膝くらいまで余裕で浸かっちゃうような沼池もそこら中にあります。慣れない最初の数日は久しぶりに動きたくなくなるほど体がバッキバキになりました。

そんくらい作業内容はきついんですが、仕事としては最高でした。

職場にいるのが全員ワーホリメンバーで、仕事と言うよりも良い意味で部活っぽかったです。広大な大地にワーホリメンバーで形成された8人が各々のペースでやります。使えない奴はチームから弾かれるし、各々のペースと言っても出来高制なのでみんな気合が入っています。しかもvine power側からも信用されているのか、集合時間や解散時間はこっちに任されています。ある時なんか「明日も働いちゃおーぜ!」みたいなノリで土曜日に3時間半だけ働いた日もありました。(しかもそれでその日の日給$150。)

チーム全体での出来高制だし、作業内容はきついので、サボってるのにみんなと同じ給料をもらう奴が出たりして、チーム全体のモチベーションに悪影響出たりしないのかななどと考えたりしていましたが、そんなことはありませんでした。いかに力を合わせて効率良く仕事をやっていくかを考え、みんなで助け合いながら、内発的モチベーションと外発的モチベーションがうまくバランスが取れていた感じ。この仕事に関してはチームでの出来高制っていうシステムが上手く作用していました。

しかも仕事中ちょいちょいカンガルーが現れます。そんな時は一旦みんな動きを止めてピョンピョン大地を跳ねていくカンガルーに見惚れます。俺ら人間はひーこら言いながらボコボコの大地に足を取られているのに対して、あいつらはなんとも優雅に去っていく。見えてる世界がまったく違うのだろうな。そういえば、カンガルーの骨もよく落ちていた。

昼休みはみんなでお弁当ピクニック。

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この町は農業がとても盛んで、セカンドビザを取りつつ金を稼ぎに来るワーホリ勢がとても多いです。(3か月農業で働くと35歳までならいつでも使える2年目のワーホリビザがもらえる。)ちなみに以前はワーホリは30歳までだったのですが、2016年9月27日、オーストラリア政府は、ワーキングホリデーの年齢制限を35歳にすることを発表しました。なので職場も多国籍で面白い。あとサーファーとヒッピー率が異様に高い。マーガレットリバーはサーフタウンでもあるのです。ちなみにサメが多いで有名でシャークアタックに注意です。

この平和なマーガレットリバーでの危険因子は、サーフィン中のサメと運転中のカンガルーなのです。

TERRYさん(@terry_dtl)が投稿した写真

ツリープランティングの仕事は既に終わっていましたが、オーストラリアについて色々なラッキーが重なりいきなり仕事が手に入ってよかったです。

最近は人手が足りないということで友人の紹介でDOMINOピザでデリバリーバイトも少しの間だけやらせてもらっていました。車を借りて、その友人と1日交代で夜2,3時間シフトに入っていたのですが、超楽。今までしてきたバイトの中でも短期系を抜けば一番楽だったかもしれない。マーガレットリバー近辺の森と閑静でリッチな住宅街を運転するだけ。ちなみにここらへん信号は一個もないです。しかもコミュニティが狭いので宅配先のお客さんとの距離も近い。そう、チップをくれる。笑 他にも常連の中には毎回ドライバーにあげる用のコーラを頼んでくれる人がいたり、中には届けに行くと毎回マリファナを吸わせてくる人がいたり。笑(俺はまだそいつに届けたことないけど) コミュニティが狭いと客と従業員の溝も狭くなるのかな。「この町に住むこの人が、この町のこの仕事(役割)を果たしてくれている」という感覚を持ちやすいのかもしれないです。ちょうど今日が最後の日だったのですが、宅配先でバッテリーが上がったり、交差点の真ん中で車が逝きかけたり、警察に車と身体検査されたり、散々でした。泣

虹 #rainbow #margaretriver

TERRYさん(@terry_dtl)が投稿した写真 –

あと、友人が事業を法人化してwebを11月にオープンするということで、それを作らせてもらっていたり。

そんな感じでここ1か月ほどは働いてますかね。

 

マーガレットリバーでの生活

やたら記事が長くなってきてしまいました。仕事以外での生活をさっくりまとめます!

海で釣りをしたり、

 

釣り #fishing #myfriends #busselton

TERRYさん(@terry_dtl)が投稿した写真 –

 

釣りに飽きて海に飛び込んだり、

 

 

潜って銛で魚を捕ったり。

 

あとは絵描いたり、いろいろ作ったり。

 

 

ペンバートンへお引っ越し

という感じでマーガレットリバー生活を1ヶ月半ほど楽しんでおりましたが、急遽来週の月曜からここから車で1時間半のペンバートンというさらに田舎な町で、またツリープランティングのメンバーとアボカドピッキングの仕事を始めます。一体いくつのアボカドに触れることになるのでしょうか。おそらく2ヶ月くらい行きます。コテージでシェアハウスになります。マーガレットリバーにも週末戻ってきたりはしますが。

 

あと、10/26に友人のJENESが来ます!

名前が出たついでにちょっと紹介させてもらうと、明日こんなことをやるそうです。

 

. お楽しみに。 . #根津神社 #tokyo #japan photo by @yt826

kei sato “JENES”さん(@jenestagram)が投稿した写真 –

彼のブログも面白いので、オススメです。(☞sendays.wordpress.com

 

最後にこれからの展望を少し書きたいと思います。

年内はこのまま農業系の仕事をメインでやり続けて、盗めるもんは盗みたい。将来農業系のことをやる計画を立てているから、今の生活は勉強にも金にもなってちょうどいい。セカンドビザも今のうちにサクッと取っておきます。

その後、年明けに車を買って、そいつに乗って東を目指しながらオーストラリア国内を旅し始めます。近いうちにその買う予定の車を友人とブリブリにペイントする予定です。最初は犬か猿と一緒に一人旅しようかなと思っていたのですが、だんだんその旅を一緒にする人間の仲間が増えてきたので、やめます。ちょいちょい町に寄って働きもする予定です。砂漠のアボリジニにも会いたい。

オーストラリアでは最終的に大工を目指そうと思っています。自分の家を作れるスキルが欲しいし、時給が$50だし、楽しいからです。まぁその辺はおいおい。

 

うん、そんな感じ。とりあえず俺は相変わらずな感じで幸せに生きています。

それでは!

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