ハンターになるためのまず一歩。
狩猟免許の試験を受けてきた。
狩猟免許がないと狩猟できないからね。
沖縄県の免許試験は年に一度だけ。
そして来たよ。この日が。
この日が来るのを待ってたぜーーーー!!
目次
試験会場にイン。
受験者は40人くらいいた。今日は祝日でもなんでもない普通の金曜日だから、休みの融通がきかない務め人なんかはここでまずふるいにかけられてしまう。8割が男性。20代はたぶん俺だけ。
30問出題の70%がボーダー。つまり21問正解で合格。持ち時間は90分(複数免許受験の場合は120分)。
俺は”罠猟”と”第1種銃猟”の二種類を受験したから120分あった。手に取るように問いが分かるぞ。多分満点だわ・・・。60分で回答を終え退出。俺が退出する頃には半分以上の人が既にいなくなってた。筆記試験の合格発表まで時間はかなりある。近くのマクドナルドでさんざん暇を潰した。
ここで合格した人たちがそれ以降の実技試験に進むことができる。俺の受験番号はどこだ。
あった。
無事に筆記をパス。
正直これ筆記落ちる人いるんか?って思ったけど、第1種の合格率が何気に60%だった(笑)
さあ。ここからは適性試験。
身体能力検査。
試験官が「私の体の動きを真似てください」と言う。
どんなフットワークが始まるのかと思いきや・・・
屈伸・指折り・腕回し。
合格(笑)
聴力検査。
目の前にいる試験官が「名前を呼ぶので返事をしてください」と言う。
「三川さん」
「はい」
合格(笑)
視力検査。
スタンダードな右とか左とかいうやつ。
基本目はいいけど左目の視力がほぼないいわゆるガチャ目だから少し苦戦した。けど合格。
次は距離の目測。
会場の外に出て、指示された建物の距離は「300m・100m・50m・30m・10m」のうちどれか、という試験。
この時、受験生たちの中で謎の盛り上がりを見せる。
目測は何気に難しかった。吉良吉影がやってたやつ身につけたい。
一人ずつ小部屋に呼ばれる。
俺が呼ばれる直前になると、狩猟やるって思い立ってから1年くらいこの日を待ったなーっと感慨深くなった。
と同時に緊張してきた。
俺の番が回ってきて入室。
試験官が2人、机を隔てて座っている。
机の上には模造銃。
まずは狩猟鳥獣判別。
紙芝居サイズの紙に動物の絵がカラーで描かれてて、その動物が獲っていいかダメかを答える。(獲っていい場合は名前も答える。)
「これは?」
「獲れる。コガモ。」
「これは?」
「獲れる。オナガガモ。」
「これは?」
「獲れない。(オシドリ)」
「これは?」
「獲れない。(ササゴイ)」
みたいな感じ。ちゃんと覚えてたから間違えずに言えた。
逆に「タヌキ」みたいな簡単なやつの名前が一瞬出てこなくなって焦った。(こういうのあるよね)
次は試験官の指示に従って、模造銃の点検をしたり分解したり組み立てて射撃姿勢を取ったりした。
「引き金に指を触れること」「試験官に銃口を向ける」「途中で諦める」
これらをしなければ受かるらしい(笑)
試験終了。退出。10分かからなかった。
そこから少し待って団体行動の試験。
歩く時の銃の持ち方、人に渡す時の作法、休憩時の銃の置き方、みたいなやつをやる。
以上銃の試験終了。
狩猟試験は待つ時間の方が圧倒的に多い。
なんか持って来ればよかった。
待合室で銃の時の試験官と談笑。
石垣での狩猟について色々教えてもらった。
・鳥獣の判別。
・机の上の6種類の罠を使っていいものか禁止されてるものかを分ける。
・箱罠を実際に罠として設置する。
なんてことはなかった。
終了。
いやーなんか書いててダレてしまったけど(笑)受かったろ。100点満点な気持ちだわ。
とうとうハンティングできるわー。
どこかに弟子入りしないとなー。
師匠探しの旅に出るか(笑)
夜は最近入った木工屋のBBQがあって参加した。
石垣牛を炭火で焼いて食いまくったのに、おとーり(酒が無くなるまで順番にイッキし続ける宮古島発祥の悪しき風習)に参加して無事リセット。
COMMENTS