SHARE

  • Facebook

2017.09.23

by

コラム

【タイヤパンクの対処と手順】ガソリンスタンドじゃなくてタイヤ屋さんに行こう

IMG_1221

昨日の昼頃、車で家を出ると左側から明らかな異音がした。

ついこの前ブレーキパッドを新調したばかりなのにまたか何か起きたか。。と思いつつ、そのまま車を走らせすぐ近くだった目的地で車をチェックしてみると、左後輪タイヤがパンクしていた。

タイヤがパンクして不安に思いながらネットで情報を探している人(昨日の俺)の役に立てばと思い、備忘録がてら今回わかったことを記事にしておこうと思います。

今回の経験から分かったことを結論から言うと、
「まずパンクタイヤをスペアタイヤに交換して、ガソリンスタンドではなくタイヤ屋さんにパンクタイヤを持っていけば最安1300円ですぐ直せるので、全然不安に思う必要はない」です。

 

基本情報を調べる

初めての経験だったので「結構直すのめんどくさかったり値段かかったりするのかな。。」と不安に思いつつネットで調べたところ案外2000円くらいで直せるといったような情報を散見した。

しかし、タイヤの側面に穴が空いているとパンク修理が不可なんだとか。側面はゴムが薄いし、走る時に変形して伸び縮みするかららしい。数百キロの車を支えているんだから垂直方向にはそりゃ伸び縮みするわな。

一方、地面に接するタイヤの底面は分厚く、力のかかり方的にも変形しにくく、強度を保つためにワイヤーが張ってあるから穴が亀裂にならず、自転車のパンク修理と同じく接着剤みたいなものを流し込む感じで直せるらしいことが分かった。

そして、側面と底面の間らへんに釘が刺さっているのは修理できるかが微妙らしい。

ガソリンスタンドで新品タイヤに替えると、

「タイヤ代+工賃+古タイヤ廃棄代で1本交換12000円、左右のバランス的に前輪(または後輪)の2本セットでの交換の方がいいとお勧めされ24000円、結局全部交換した方がバランスがいいよ命は値段に変えられないよとオススメされ48000円くらいになる」

などの情報もあって新品に交換は色々だるいなと思いつつ再度詳しくパンク箇所チェックすることにした。

ドキドキ….

結果は….

IMG_1627

うん、なんとかセーフっぽい。なんか変な方向に釘っぽいの入ってるけど、大丈夫だろう。

そう思い、パンクタイヤをスペアタイヤに替えて、ガソリンスタンドに持っていくことにした。

 

スペアタイヤに交換

まずは、スペアタイヤに交換。

どの車にもスペアタイヤは載ってるらしいけど俺の車入ってったけ、見たことないぞ。。と疑問を抱きつつトランクの底面を引き上げてみるとちゃんと入っていた。

ジャッキで車を持ち上げる。

IMG_1628

こまめに動けばこんな軽い力でこんな重いものがこうも簡単にあがるものか、とジャッキを通して物理法則に感動した。

ボルトが錆び付いていて、なかなか回らずタイヤを取るのに苦戦した。

腕の力だけじゃどうにもならなくて、汗だくになりながら足蹴りを駆使してなんとかタイヤを外し、無事スペアタイヤに交換完了。

均等に締め付けるためにこう言う順番で何セットかに分けて徐々にきつく締めて行くといい

tire

http://www.komeri.com/newtop/study/study_071204.htmlより)

スペアタイヤは応急処置用のものなので大した性能はなく、80km/h以上だしてはだめだし、なるべく早く正規のタイヤに戻すべき、とのことで早速ガソリンスタンドへ向かった。

 

ガソリンスタンドでは修理出来ず

すでに16万km走った状態で購入した中古のMINICA Town Beeに搭載されていたいつのものかわからないスペアタイヤは空気が抜けてぺったんこだった。しかし、なんとか走る。

慎重にガソリンスタンドに運び、タイヤ交換をお願いする。

そのガソリンスタンドではおじさんが一人で頑張ってスタンド全体を回していた。

お客さんが来るたびに走ってガソリンを入れに行き、走って俺のタイヤ修理に戻ってくるのを繰り返すおじさんは汗だくだった。ありがとうおじさん。

しかし、釘が斜めに入っていて大きく穴が空いているため、ガソリンスタンドにある修理キットじゃ直せないかもしれないとのこと。

このガソリンスタンドにあるパンク修理キットは応急処置程度のもので、しっかり直すならタイヤ屋さんがやっぱりいいよ、ということをおじさんは教えてくれた。

おお、そうなのか。。ちゃんとした情報わかったし、逆にまっすぐ釘刺さってたらエセ修理してしまっていたところだったから、結果斜めに刺さっていてオーライ。。と思った。

ガソリンとタイヤに空気を入れてもらってガソリンスタンドを後にした。

 

「餅は餅屋」「タイヤはタイヤ屋」

ということで昨日はもう閉まっていたので、今日タイヤ屋さん行ってきた。

値段を聞くとタイヤのパンク修理費は1300円とのこと。

え、安。なんならこの間チャリ屋で前輪タイヤのパンク直した時より100円安い。

早速修理をお願いする。

「お客さん、釘が2本刺さっちゃってますねー、多分変なとこ走ったねー」と現物を一緒に見ながら説明してもらう。

実際ここ4日間、友達が石垣島に来ていたので山行って海行ってキャンプして、とにかく島中を走りまくっていたので、どっか釘ゾーンを通ってしまったのかもしれない。

穴が2個近くにあるとやはり変形しやすいらしく、パンク修理は無理とのこと。

「新品に替えるなら全部込み込みで5500円。中古タイヤなら3000円。お、ちょうど上等な中古タイヤあった。ほらこれ。」コロコロ

うん良さそう。元々ボロ車で乗りつぶす予定なのでそのくらいのもので十分。余計なオススメとかしてこないので話が早い。

中古タイヤに替えてもらった。

来店から作業完了までトータル20分ほど。

こうして無事、「タイヤ代+工賃+タイヤ廃棄代=3000円」でタイヤのパンクは解決!

なんとなく敷居が低い感じがして最初に普段から使っているガソリンスタンドの方に行ってしまったけど、その道のプロに頼んだ方がやっぱり技術も値段もがちゃんとしてるみたい。

今回お世話になった石垣島のタイヤ屋さんはこちら「タイヤガーデン石垣」

http://www.yokohama-tire.com/shop.html?brand=1&pref=47&id=485

色々と丁寧に教えてくれてお店の人は皆親切な方々でした。オススメです。

 

その他タイヤにまつわる豆知識

・左後輪がパンクしやすい
理由は路肩に落ちている釘やネジを左前輪が巻き上げて、左後輪が踏むから。今回もこのセオリー通りにパンクしていた。そもそも路肩に釘などが落ちているという事実にこれまで目を向けたことがなかったけど、道の脇には大抵建造物があってそれを作った過程もあるということを考えると、建物一軒につき前の道に1本くらい釘が落ちててもおかしくはないなと思う。

・タイヤの空気の入れすぎに注意
入れすぎは劣化につながる。今回修理後「ちなみにタイヤの空気どこで入れてもらったの?入りすぎてたから適量に抜いといたよ。」と言われた。「すぐ裏のガソリンスタンドです。」と答えると、「やっぱり、ガソリンスタンドのバイトはタイヤ毎に最適な空気圧なんてわかんないから、自分で指定した方がいいよ。この車のタイヤは2.4kgね。」と教えてくれた。昨日のおじさん、入れすぎてたんだね。。

・パンクの原因第1位はネジ
こういう時に根掘り葉掘り気になっていることをお店の人に聞くのが好きで、「やっぱパンクの原因は今回みたいに釘が多いんですか?」と聞くと「最近はネジだね。最近はもう大工さんはあんまり釘使わないんだよ。」ということを教えてくれた。「なるほどなぁそう言う時代の流れもあるのかぁ」と感じ入った。

COMMENTS

RELATED

関連記事

RELATED

関連記事