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2016.11.8

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コラム

映画「GO」と走ることについて

20150911162816

誇張なしで25回以上観てる映画。ヤバい時は劇中のセリフ完コピに迫る勢いだった。

10歳の時観て以来それから10年経ってもことあるごとに観た。

観ると生きる力が湧いた。予備校缶詰め生活で疲れた時観てたそういえば。センター試験の次の日も失意の底から観た。

 

迷った時は大体GOだ。

窪塚洋介扮する杉原はいつも走っていた。

映画ってなにかと走ってる。フォレストガンプもロッキーも走ってる。トレインスポッティングのあいつも曲がりなりに走ってる。

テリー言ってたっけ、自分のやることにひたすら没頭する様は走る描写としてよく表現される。

 

「人が走る姿」は何かを象徴している。

その何かは分からないけど、切実さ、かもしれない。

切実な思いを抱えて戦う姿に心を動かされない人はいない。

正月からマラソンやるのはこういうのが理由なんじゃないかって一人合点してる。

 

「広い世界を見ろ そして自分で決めろ」これなんですよね。

在日韓国人の不良高校生、杉原に人種・国籍・差別の難題がのしかかる。

杉原は走る。

一番好きなのはホテルでのシーンだった。

この映画は、冒頭にある通り、あくまで恋愛に関する物語だ。

go
にしてもズルいくらい格好良いわ。個人的に窪塚のキャリアの頂点だわ。ツイスト頭でこの切実さと知的さはありえない。過去に真似してツイストやったけどできれば先に言って欲しかったわ。

「ライオンは自分がライオンだとは思ってない」とか、GOは良いセリフにまみれてる。いや〜〜帰省したら観よ。

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